「子供が英語に興味を持ったらやらせたい」ではダメ?
子どもに習い事をさせる際に、子どもの意志を尊重するという考え方の親がいますよね。それは素晴らしいことですが、子どもの意志を尊重するということは「しない」選択肢も子どもに与えているということになりますよね。子どもが興味を持たなければしなくて良い、ともなるわけです。
水泳や野球、サッカー、ピアノ等の習い事はそれでも全く構いません。逆に親の意志で多くの習い事を子どもにさせるのは可哀想に感じることもありますよね。しかし英語はどうでしょうか?英語が話せるようになりたいかどうかを子どもに判断させるべきことでしょうか?
そもそも子どもが英語に興味を持つのを待っていたのでは、多くの子どもが興味を持たずに中学生になります。そして英語が聞き取れず話せないので嫌いになってしまいます。中学生以降で英語に真剣に取り組めるのは、英語の必要性を感じた子供だけです。こうなると親が英語を勉強しろと言ってもなかなかできるものではありません。
英語は0才〜3才の間に家庭内で聞くことができる環境があれば、自然と話せるようになります。母国語方式というやつですね。もちろんそこに子どもの意志はありません。
子どもが日本語を話せるようになる時に、子どもの意志はありませんよね。それと一緒です。もちろん子どもが自分の意志で英語を勉強しても話せるようになりますが、その場合はかなりの努力が必要です。
日本語と同じ様に英語も話せるようにしておいてあげたい、という気持ちをお持ちの親は、赤ちゃんから幼児期の英語教育を真剣に考えた方が良いと思います。