言葉ではなく音を覚える英語教育

英語教育を幼児期から行うことに悩んでいる親からの声として、「日本語も話さないのに英語はまだ早いんじゃないか」というものがあります。確かに言葉として考えれば日本語が優先で、日本語が喋れないのに英語教育をするべきじゃないとなるかもしれません。

しかし、赤ちゃんが日本語を喋れるようになる過程を考えれば、日本語が喋れない時期に英語教育も始めることが理に適っていると分かります。

赤ちゃんはまず言葉を覚えるのではなく音を覚えていきます。そしてその音が日本語の場合108音と言われていて、英語はなんと1808音あるんです。日本語の音の18倍なんですよね。ということは日本語しか耳にしていなければ、日本語にはない音は覚えることができないため、英語に必要な音の大半を覚えることができないのです。

つまり、音として日本語と英語両方を0才〜3才の間に耳にしていれば、日本語と英語に必要な音を全て覚えることができ、その音を繋げて話せるようになります。幼児期の英語教育というのは英語を耳にする環境を家庭の中に作ってあげることが重要と言えますね。

k-sato

幼児英語教育アドバイザーとして活動中。子供の成長とともに最適な英語教育は変化していきます。各々のステージに合った英語教育、環境を作っていくことが英語を話せるようになる近道と言えるでしょう。