英語教育では幼児・児童・社会人どのステージにおいても、「繰り返し」が最も大切なことになってきます。実は大人になるほど英語をマスターしにくくなってくる理由の1つにこれがあります。
なぜかというと、「覚えた」「できた」と思うと次に進んでしまい、「繰り返し」行おうとしないためです。小学校でテストを行うようになって、「できた」「できない」ということが明確になってくると、自然とこの「できた」という感覚が身についてしまいます。
逆に幼児に関してはそもそも「できた」という感覚ではなく、「できた」ことによって両親や祖父母などが喜んでくれることで、嬉しくなります。なので、何回も「できた」ことでも「繰り返し」行うのです。
上記の内容から、英語を「繰り返し」行っていくためには、幼児と児童・社会人では対策が異なってきます。
幼児の場合は同じ英単語を発音した場合でも、何回でも褒めてあげることが大切です。褒め続けると何回でも同じことを「繰り返し」行います。その結果として英語の発音や文法などがしっかりと脳に刷り込まれます。
児童や社会人の場合は、「できた」となった後に応用編の英語教材などを行ってみて、本当に全て理解できているか、脳にインプットされているかを試してみると良いですね。応用編でできないところがあればまだ「できていない」とすれば良いのです。児童の場合は、親がこれを上手くコントロールしていくことが大切ですね。
英語は完璧に脳にインプットされるまで「繰り返し」行い続ければ、誰でも話せるようになります。「繰り返し」ができる工夫をしっかりと行っていきましょう。