幼児や児童に英語の環境を作ってあげる時に、英語教室に通うか自宅でできる教材か悩んでいる親は多いと思います。実際のところ、どちらの方が良いのでしょうか?

英語教室の場合、レッスンという形で英語を学ぶ環境をしっかりと構築することができるというメリットがありますが、英語に触れる時間でいうと正直足りないというケースが多くなっています。

英語を話せるようになるためには、2000時間英語に触れる必要があると言われています。これは英語に限らず赤ちゃんが日本語を覚えるまでに必要な時間とも一緒になりますので、言葉を覚えようと思うと必要な時間と言えるでしょう。

この2000時間を英会話教室で設けようと思うと、1回1時間を週3〜4回程度行っていかないと、数年で2000時間をクリアすることはできません。週1回では50年近くかかってしまいます。

英語教室が悪いわけではないですが、特に幼児の英語教育に関しては2000時間英語に触れることが英語を話せるようになるために最も大切なことです。英語教室だけでクリアしようと思うと費用的にしんどいという家庭も多いでしょう。英語教室と家庭でできる教材を組み合わせるなど、工夫が必要ですね。

k-sato

幼児英語教育アドバイザーとして活動中。子供の成長とともに最適な英語教育は変化していきます。各々のステージに合った英語教育、環境を作っていくことが英語を話せるようになる近道と言えるでしょう。